【財務】帰納的アプローチと演繹的アプローチ
会計基準を設定するアプローチ
には
帰納的アプローチと演繹的アプローチの二つがある。
私は実家暮らしで、6人家族です。
私を含めズボラが数人いるので、玄関は「あれ?今日お客さんがたくさん来てるの?」というくらい靴が敷き詰められて脱いであります。
定期的にお掃除するのだけども、ズボラなもので、また元に戻る。
出しっぱなしの靴を見てみると、祖母1、父1、母2、姉2、私4、妹2…
…まあ、みんな大体2足だよね!じゃあ皆2足までにしよう。
無理に決めてもどうせ守れないしね(・´з`・)
2足までのルールだったら皆守れるもんね!
でも、みんな2足出してたら、結構雑然として汚いよね…悪い癖直らないよね。家キレイにしてても玄関すごいよ
これが
帰納的アプローチ
意義:まず最初に、実際に行われている会計処理の諸方法を観察し、その中から一層一般的又は共通的なものを抽出することによって、会計基準を設定する方法
これを用いて設定された会計基準は
利点:遵守されやすい
問題点:会計実務に問題点があってもそれを改善するような会計基準は形成されにくく、基準全体の整合性や首尾一貫性が確保される保証がない
でも本来、きちんと靴箱にしまうことが、靴にとっても玄関にとってもいいことだよね
そうしたいのはやまやまだけど、宅配便が届いたときに、楽にすぐに出たいし…
じゃあ皆靴は靴箱にしまおう。そしてすぐ出られるようにサンダルを一足出しておこう。
これで玄関が整然とするね!
これが
演繹的アプローチ
意義:会計の前提となる仮定や、会計の目的を最初に規定し、これらの仮定や目的と最もうまく首尾一貫するように具体的な会計処理のルールを導き出してくる方法
以下私の勝手な想像ですが、
利点:様々な事業の企業が、比較的公平に取引を測定・認識できるのでは?!
靴箱にしまうことは、おそらくどの家庭にとっても、あるべき姿だから。
つまり、
現実から考える帰納的アプローチ
理想から考える演繹的アプローチ
て感じでしょうか。