真実性の原則
企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、正しい報告を行わなければならないことを求める原則。
この「正しい報告」は、企業会計原則の、真実性の原則以外の一般原則、損益計算書原則、貸借対照表原則を遵守することにより確保される。
また、この「真実性」は、唯一の絶対的、普遍的な真実ではなく、会計目的適合性や、期間損益計算の暫定性、代替的会計処理方法選択の容認等を前提とした相対的な真実であるとされている。
正規の簿記の原則
企業会計は、定められた会計処理の方法に従って、正確な会計帳簿を作成することを求める原則。会計帳簿記録を行う際、①網羅性②検証可能性③秩序性、の三要件が必要。